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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第1章 ♭眠れぬ夜♭
「いちいち文句を言わなきゃき気が済まないのか? 全く、口うるさいのはいつまで経っても変わらないな。さっさとしてくれないか、俺は疲れてるんだ。お前がしたいなら付き合ってやるから、さっさと事を済ませて眠らせてくれ」
 ここまで言われては、美海のなけなしの自尊心も流石に保ちそうになかった。
 美海は涙を堪えて言った。
「私は別に、あなたに抱いて貰わなくても結構よ。別に子どもが今更、欲しくなったわけでもないし」
「子ども? 俺はもうその話は聞きたくないと言ったはずだぞ? また持ち出すのか」
 琢郎の眉がつり上がる。
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