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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第4章 ♭切ない別れ♭
 シュンとの身を切るような別離の後、美海は周辺の幾つかの寺を巡った。一生の想い出になるであろう至福の時間を過ごした場所であり、もう二度と来ることもないであろうI町。
 未練だとは思ったけれど、せめてもう少し、この地にいたかったのだ。いにしえびとの想いと哀しみがつまった史跡を巡り、やっと下りの電車に乗り込んだ時、I駅の時計は三時前を指していた。
 電車に揺られること三時間余りで、美海を乗せた普通列車はN駅に到着する。住み慣れた町、よく利用する駅の光景を眼にした刹那、美海はいつにない疲れを憶えた。
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