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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第1章 ♭眠れぬ夜♭

ふと興味を引かれ、画面をスクロールさせてみる。下へ移動していくと、実際にリアルタイムでチャットしている男女のやりとりが画面に表示されていた。中には正視するのには耐えられないような卑猥な画像が混じっている。
会話もそれにふさわしく、アラフォーになってもまだどこか世慣れていない美海には信じられないような過激なものばかりだ。
人間とは、おかしな生きものだ。それが見たくない―いや、この場合は見てはいけないと言った方が適切かもしれない―と思うような内容であればあるほど、何故か見たくなるという傾向がある。
美海もその例に洩れず、知らない中に画面を食い入るように読んでいた。
会話もそれにふさわしく、アラフォーになってもまだどこか世慣れていない美海には信じられないような過激なものばかりだ。
人間とは、おかしな生きものだ。それが見たくない―いや、この場合は見てはいけないと言った方が適切かもしれない―と思うような内容であればあるほど、何故か見たくなるという傾向がある。
美海もその例に洩れず、知らない中に画面を食い入るように読んでいた。

