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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第1章 ♭眠れぬ夜♭

こんな世界が現実に存在するとは、これまで考えたこともなかった。三十九にもなって何という世間知らずかと他人は嘲笑うかもしれない。しかし、それが美海の生きてきた世界であり、想像できる限界であった。
今、美海が眼にしているのは彼女が生きてきた世界とは全く別の―いわば裏側の世界ともいえた。よく小説やドラマでは、このテの世界を眼にする機会はあるけれども、本当に存在するのかと半信半疑であった。
―生理中の妻です。
とのコメントのついた写真は、ロングヘアの茶髪女性がブラとパンティ姿で座っている。もちろん、大股をひろげている。
―そちらの奥さんは、生理用のパンティでも色っぽいですね。もーう、たまらんわ。奥さん、一度、俺に貸して~。
誰かがコメントを返している。
今、美海が眼にしているのは彼女が生きてきた世界とは全く別の―いわば裏側の世界ともいえた。よく小説やドラマでは、このテの世界を眼にする機会はあるけれども、本当に存在するのかと半信半疑であった。
―生理中の妻です。
とのコメントのついた写真は、ロングヘアの茶髪女性がブラとパンティ姿で座っている。もちろん、大股をひろげている。
―そちらの奥さんは、生理用のパンティでも色っぽいですね。もーう、たまらんわ。奥さん、一度、俺に貸して~。
誰かがコメントを返している。

