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Oshizuki Building Side Story
第7章 Turning point of love!
 
「は、んっ、朱羽、はぁっ」

 横向きに絡み合ったまま、朱羽の剛直があたしの深層を激しく擦る。
 子供のような存在感で奥へと貫き、子宮口を突いてくる。
 ぶるっと総毛立つような刺激が身体に奔り、あたしは絞るような声を出した。

 朱羽は体勢を変えて正常位にして、あたしの首の横に両腕をついて、上からあたしを覗き込む。

 優しくて、冷ややかで、熱情を孕んだ獰猛な目。
 男だということを否応なく意識させながら、あたしの足を肩に掛けて、ずんずんと勢いをつけて律動する。

「ああ、陽菜……熱くてとろっとろ。俺のをねだってたまらない」

 朱羽の肌が上気して艶めかしい。

「ああ、朱羽、欲しい。朱羽、欲しいの」
「あげるよ、俺を。もっともっと……」

 あたしは朱羽にしがみつき、押し寄せる快楽の波に浚われて。

「気持ち、いい。朱羽。朱羽……」
「ああ、俺も……。もたない、かも。ああ……っ」

 妖艶な眼差しを蕩けさせながら、喘ぐ朱羽はあまりにも色っぽい。
 
 熱く太い杭に奥まで穿たれて、あたし達の間に隙間などなにもなくなる。

 生身の彼がここにいると思えば。
 熱い命があたしの中でも感じられると思えば。

 愛おしくて愛おしくて、涙が出る。

「好き……。朱羽、好き」

 吐露した愛の言葉に、朱羽は困ったように笑って口づけながら、あたしの腰を抱くようにして、奥で腰を回してくる。

 押し上げられていく。
 果ての世界に。

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