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第2章 デート

あの日から、俺は、糞兄貴の彼女の凛さんと隠れてメールするようになって、今日、会う予定になった。

まぁ、デート、かな？

糞兄貴は、用事で出かけるらしく、朝早く車で出掛けた。

「でも、司くんって、なんで圭くんのこと、糞兄貴って言うの？」
「さぁ？反抗期、かな？」

¨言えねー。糞兄貴が、昔から、女を取っ替えひっかえしてるなんて！言えるわけがない。¨

「私、一人っ子だからさ、なんか、兄弟、姉妹に憧れる。」
「俺は、一人っ子の方が、いいな。親の愛情、注いで貰えるし、比べられないからね。」

ジュッ…

「んー？どうかなぁ？うち、放任主義だもん。」