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第1章 最悪な夜

ヌルッ…

クチュッ…

ハァッ…

「優子…」

クチュッ…クチュッ…

「どう…して？どうしてなの？義父さん…うっ…」

義父が、私の耳元に口をつけて、こう言った。

「俺が、仁美と結婚したのはな、お前が、いたからだよ。」
「…。」
「で、なかったら、癌で今すぐにも死にそうな奴と結婚なんてしねーよ。ふっ…」

怖かった…

「やめて…お願…い。怖い…」
「だろうな。お前、まだ誰ともヤッてなさそうだし。俺が、お前の初めての男になってやるよ。」

クチュッ…クチュッ…

「やぁ…ぁ…ぁ…ぁ…っ…」
「ほら、歯ー食い縛ってろ。今に気持ちよくなるから。」