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終わりの始まり
第5章 別居

「はっ?5ヶ月?」
「はい。前にも何度か…。」
「…。」
「彼氏さん、亡くなられた?」
「はい…」
「どうします?流石に、5ヶ月となると…」
「産む方向でお願いします。」
父さんが、頭を下げた。
手続きを色々したけど、頭の中には入ってこなかった。
「高校は、やめにゃいかんけど、通信制の高校もあるし。」
せっかく入った高校も辞める事になった。
正直、子供が出来た事よりも、あの父さんの子供となると…。
「堕ろさなくて、良かったの?」
「いいさ、産めば。出来ちまったし、これ以上はな。お前が、余計苦しむ。」
「はい。前にも何度か…。」
「…。」
「彼氏さん、亡くなられた?」
「はい…」
「どうします?流石に、5ヶ月となると…」
「産む方向でお願いします。」
父さんが、頭を下げた。
手続きを色々したけど、頭の中には入ってこなかった。
「高校は、やめにゃいかんけど、通信制の高校もあるし。」
せっかく入った高校も辞める事になった。
正直、子供が出来た事よりも、あの父さんの子供となると…。
「堕ろさなくて、良かったの?」
「いいさ、産めば。出来ちまったし、これ以上はな。お前が、余計苦しむ。」

