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残響
第4章 涙

「由紀ちゃん達、元気?」
「あぁ。みんな、お前のこと、心配してるよ。どうする?学校、移るか?」
「ううん。今のとこでいいよ。塾も。皆と同じ中学行きたいから。」
「修も行く!おとかだもん!」
「まーた、あんたは!」
修くん、里美さんに抱っこされて、大人しくなった。
「で、いま思ったけど、パパ退院したの?」
「あぁ!した!」
「強制的にね。担当医を脅した。」
「うっわ、やりそう!けど…あれ?」
今頃になって、思った。
「パパと里美さん?で、修くん?」
「あいっ!!」
修くん、名前呼ばれて手をあげた。
「あぁ、言ってなかった?」
「…。」
「付き合うことにした。」
「そりゃ、毎日告白されれば、ね。紗菜ちゃんの事もあったし。」
「あぁ。みんな、お前のこと、心配してるよ。どうする?学校、移るか?」
「ううん。今のとこでいいよ。塾も。皆と同じ中学行きたいから。」
「修も行く!おとかだもん!」
「まーた、あんたは!」
修くん、里美さんに抱っこされて、大人しくなった。
「で、いま思ったけど、パパ退院したの?」
「あぁ!した!」
「強制的にね。担当医を脅した。」
「うっわ、やりそう!けど…あれ?」
今頃になって、思った。
「パパと里美さん?で、修くん?」
「あいっ!!」
修くん、名前呼ばれて手をあげた。
「あぁ、言ってなかった?」
「…。」
「付き合うことにした。」
「そりゃ、毎日告白されれば、ね。紗菜ちゃんの事もあったし。」

