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残響
第6章 噂
「どうした?半田。」
「い、いえ。なんでもない、です。」

周りの子は、静かに笑ってるのが、聞こえた。

「ざまーみろ、どろぼー。」

境くん…。

給食の時間も私は、一人、教室の隅に追いやられて食べてた。

「はーんださんっ!プリン食べる?」

カチャッ…カチャッ…

典子ちゃんが、プリンをくれた。私のご飯の上に…

「プリンとご飯、混ぜると美味しいよ!!」

カチャッ…カチャッ…

勝手に混ぜられ…

「ほら、食えよ!うめーぞ!」

勝手に、口に入れられ…

ゲホッ…ゲホッ…

ムセた。
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