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第7章 アルバイト

「ママ、退院するの？」
「たぶんな。春くらいには、出来ると医者が言ってたから。だから…。」
「もし、ママにバレたら？」
「わからん。気にするな。」

¨そうだろうか？たぶん、パパはママをとる。¨

バタンッ…

「さっ、着いたよ。」

パパの会社に着いた。

「うん。」
「今日は、土曜日だから、もう社員は居ない。」

確かに、会社の中は、ガランッとしてて、時計の針の音しかしない。

パチッ…

「広いんですね。」
「そうか？誰も居ないからだろ？おいで。」

パパに会社の中を案内して貰った。エレベーター動いてて良かった！

「あっ、可愛い。」
「そこにいつも、紀代さんが、座ってる。たぶん、分かりやすいように書いてあるはずだ。」

どうゆう人かは知らないが、可愛い字で応対の仕方や内線のかけ方がイラスト付きで書いてある。