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青ノ毒
第2章 ママの入院

「ほんとに大丈夫か?」
「だーいじょうぶだって!もう心配性なんだから。」
「…。」
この夏の暑さには、ママには堪えるのだろう。初期の熱中症と言われ、ママは、数日入院する事になった。
「あの、おふたり共、私がいるって事、忘れてる!」
「いたのか…」
「ごめんね、莉亜。」
「…。」
意外と仲がいいんだ。ママと義父。家だと、義父は、あまり喋らないのに。
「あっ、莉亜。少し外に出ててくれ。」
そう言われ、私は、病室の外に出たものの、待ちくたびれて売店で飲み物を買って、コッソリ病室の中に…
カーテン閉まってる。個室なのに!
「愛してる。」
「ふふ、ありがと。私も愛してる。」
「だからさ、早く元気になれ。」
「ええ。ありが…」
ママの声が途切れて、ゴソゴソ音が…
「だーいじょうぶだって!もう心配性なんだから。」
「…。」
この夏の暑さには、ママには堪えるのだろう。初期の熱中症と言われ、ママは、数日入院する事になった。
「あの、おふたり共、私がいるって事、忘れてる!」
「いたのか…」
「ごめんね、莉亜。」
「…。」
意外と仲がいいんだ。ママと義父。家だと、義父は、あまり喋らないのに。
「あっ、莉亜。少し外に出ててくれ。」
そう言われ、私は、病室の外に出たものの、待ちくたびれて売店で飲み物を買って、コッソリ病室の中に…
カーテン閉まってる。個室なのに!
「愛してる。」
「ふふ、ありがと。私も愛してる。」
「だからさ、早く元気になれ。」
「ええ。ありが…」
ママの声が途切れて、ゴソゴソ音が…

