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禁断背徳の鎖・取り扱い説明書((秘))
第3章 世界観設定編
先ず根本的世界観ですよね?
舞台は東京近郊…
東京都では無く、千葉とか横浜とか鎌倉とかのように、都心から少し離れているイメージ。
古くから土地に根付いているのが早乙女一族であって、だからクラスター本社も東京都では無く地元にあり、早乙女邸(本宅)も、地元の高級住宅地。
とは言え東京近郊ですから、田舎という感じでは無く、割と開けている‥開発は進んでいて、都心と同じくらいの施設や機能は有している‥そんな場所。
高校時代の美紀が通っていた付属高は、高級住宅地に近い‥‥つまり環境が十分に整っている地域。
夜学は少し郊外の方に当たり、街も普通の市街地並。
同じ市内でも、場所の違いで回りの環境が此処まで違う…
夜学周辺は影です、治安も少し悪いし、そういう連中が生息している場所であり、早乙女と言う一大財閥と無関係と言うか息があまり掛かっていない場所‥‥捌け口とも言いますか。
だけど、街に住む殆どの住人は知っている『早乙女に逆らうべからず』
特に現会長は、実態が分からない謎の人物として有名で、顔も歳も一切公表していない。
若いとも年寄りとも言われているが、皆思う事は1つ‥『会長に睨まれれば将来は無い』これだけは、街中の住民の共通した思い。
この点は、歴代会長の流れが大きく影響しており、会長=恐れる これが街中の暗黙的ルール…
それだけ早乙女の力は強いという事なんでしょう。
そんな街で美紀は、一般家庭の娘として育ち、父貢こそ早乙女系の会社勤務だが、早乙女とは全く関係ない所で暮らしていた。
大概の住民がそう…
早乙女と言う大きなものはあるが、直接自分達には関係ない一般家庭という認識。
そんな世界観の中で、美紀は夜学に夜の街に早乙女にと、落差の激しい高校時代を送って来た訳です。
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