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第6章 誕生日

「なんか、環境が違い過ぎんだよ。俺とｱｲﾂ。」
「環境違っててもさ、俺は、お前ら、似合ってると思うよ(笑)」
「俺も…」
「俺は、お金持ちは、嫌いだ。お金さえ渡してればいいだろ？的な奴は、特に。」

¨特に、俺の父さんが、ある意味、そのﾀｲﾌﾟ。千羽は、似なくて良かった(笑)¨

「でも、別れないのはなんで？」
「…。」
「な、ん、で？」
「知らね…」

¨最初から裕福な家で育った桃子ちゃんには、そうでない子の気持ちなんて、わかんねぇよ。¨

そう思いながら、俺は、桃子ちゃん見てた。

「ふぅん。気になるんだ(笑)」
「…。」
「やっぱ、好きなんだ(笑)」