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《愛撫の先に…②》
第11章 暗い未来?
とある日、朝9時40分過ぎ。
奈々美は息も絶え絶えに足をもつれさせながら時々休みつつアサヒコーポレーションの敷地内に入って行く。

他に出勤する人は居なく働き始めた側からみればすごい目立つ事だろう。
2階のロッカーに手をついてハァハァと息を整える。

寝坊して起きたら8時半、バス目の前で行っちゃって次のを待ったらこんな時間…
ロビーも廊下も誰もいなくて受付の2人があたしをジ〜ッとみていて何も言われないのも気まずい…

冬物コートをハンガーに掛け制服に着替え始めボサボサの髪をみてため息をつき整える。

ソロソロ〜と部署に入るがやはりかすかな音で誰かが気づき彼女をみて「寝癖」等とクスッと笑う。

課長もパソコンから顔をあげ怪訝そうに咳払いし手招き、奈々美は居心地悪そうにゆっくり歩いてく。
『今頃来てどうするつもりでいる?』
時刻は10時を過ぎた頃になる。

『すみません…起きたら8時半で慌てて…』
頭を下げる。

『遅刻も夏から秋の中頃までなかったのにここ最近どうした?夜ふかしも程々にするか会社から近い所に引っ越すべきかな…さて江崎の仕事は高橋にやってもらっている、高橋もかかえている仕事があるのにだ…今からじゃ何をするにも中途半端、午後の会議分のコピー30部作ってきなさい』
デスクの端にグリップで留め置いてあるプリントアウトした紙の束を差し出す。

『遅刻してもこうやって何か仕事を与えてもらえる内が華だと覚えておきなさい、言われなくなったらもうおしまいだから…』
課長はそう言いまたパソコンへ集中していく。

奈々美は忙しそうにしている後ろ姿の陽子に申し訳なさそうにごめんと謝り部を出て行く。

寝癖と言われ化粧室の鏡の前に立つと先ほど直した寝癖が復活し化粧も口紅が少しはみ出しみっともない限りだ。
紙の束をその辺りに置いて彼女は口紅と寝癖を直してく。

コピーをしながら出る紙をボ〜ッとみていた。
あたしの仕事を陽子が代わりに?
帰りに何か奢ってあげよう…
っと陽子自炊だった…
っていうよりまだ怒っているなら気まずい?
与えてもらえる内が華…
言われなくなったら?もう…

奈々美は一瞬無になり出てくる紙だけを見つめ自分は何をやっているんだろうと情けなく泣きそうになり視界がボヤけ泣く事を必死で我慢。

与えてもらえる内が華…
陽子も課長もあたしに言ってくれている…
今はまだ華?
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