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《愛撫の先に…②》
第11章 暗い未来?
『……結城さんは意地悪だわ…わかっているなら…わかっているなら…言わないでよぅ…』
奈々美は目を潤ませ恥ずかしそうで声は小さくなる。

『言ってあげるのが本人の為です、乳首を立たせ下着も湿らせているのを伝えてあげるのが親切でしょう』
結城はあいかわらずおかしそうに目を細めている。

『し…親切なんかじゃない…見せしめだわ…』
彼女はフィッと横を向いた、拗ねたのではなく結城をみていると切り返しの上手い相手にどうにもならないからだ。

『見せしめ?俺しか見ていないのに……震えていますね…悪かった…明日も早いので寝る事にしようか』
結城は奈々美にバスローブを着せて前をあわせ紐を結ぶと彼女を抱きしめた。

『結城さん……』
言われるまで震えている等と気づかなかった彼女はかすかに震えていたと指先をみて知る。
抱きしめられバスローブと結城のぬくもりにホッとし彼の胸元の男性の匂いにときめいた。

『相手は誰であっても俺がその子の父親になるつもりだから安心して眠るといい…』
彼は彼女の髪を撫でながら言い横になる事を促した。

『結城さん…あなたを犠牲にしたくない…』
奈々美は布団に入りながら言う。

『強姦され無理やり中にだされ苦しんでいる君の方が犠牲をはらっているといっていい…気にするな、俺の事は気にしないでほしい』
笑みを浮かべおやすみと言って眠る結城。

『………』
父親でもない結城が別の男の子供の父親になるという事、それは彼女にとって申し訳なさでいっぱいなのだ。

結城さん…結城さん…
違う人の子供をあなたは愛せるの?
それはきっとつらい事だと思うのにどうして父親になると言いきれるの…

泣くのを我慢し結城に背を向け声を出さないように泣いた。
あたしが悪いんだ……
あたしがあの男達を振り切って逃げきらなきゃいけなかったのに…

暗い未来だと思うのに結城さんがいてくれる事を考えると心強いけどそれはきっと結城さんに申し訳ない後ろめたさがつきまとうに違いない…
この先一生…
ごめんなさい…
翔子さんをこだわったあたしが悪いの…
これはその罰なんだわ……

ポンポンと背中をたたく手の感触に奈々美は結城も起きていた事に気づく。
彼なりの励ましなのだろう。

結城さんに気づかれていた…
今はとにかく泣くのをやめて眠るの…
だがなかなか寝つけない奈々美であった。

今はとにかく泣かない…
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