この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君を好きにならない
第12章 好きにならない


それからマサシに
真琴の様子を説明すると
マサシはマサシなりの答えを
俺にくれた


「明らかに
態度が変わってますよね…

変わらないつもりだったけど
変わってしまってる自分と
葛藤してるんじゃないかな

どう変わってるのかは
分かりませんけど…


仕事のことは
司さんのことと別問題として考えて
とりあえず
真琴さんがスムーズに
仕事するには
どうしたらいいかだけを
考えたらいいんじゃないですかね…

真琴さんの希望を
ちゃんと聞いてあげて」



「あぁ、俺もそう思う。
だから
真琴がアパートに帰りたいと言うなら
そうすればいいと思ってるんだ。
あいつが言いにくいなら
俺から追い出してもいいと思ってるよ」





「辛い…ですね」




「あいつのためだ」





「好きなんですね

真琴さんのこと」





「いや

心配なだけだ。


あいつを

好きにはならねぇ」






「ほんと


……強がりですね」






「…(苦笑)」





「さ、じゃあ帰りますか?

俺、送りますから」
/382ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ