この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
君を好きにならない
第14章 好きの意味
「じゃあ明日は…朝から
お前はパソコンを取りに行って
俺は一度会社に顔だして
それからまたココで
落ち合うってことでいいな?」
「うん!」
「じゃ、そろそろ寝るか…」
お互い風呂からでて
明日の打ち合わせをして
寝ることになり
2人で寝室に入ると
俺のベットの隣には
以前のように
真琴用の布団が敷かれてあった
「向井さんが
お風呂入ってる時に
敷いておきました」
「そ、そうか」
そうだよな
一緒に寝るとか…ないか(苦笑)
「ふぁー気持ちいーー」
真琴は
布団に大の字になって
変な声をだした
「アパート布団ないからなぁ。
今日はゆっくり寝ろ」
「うん…すぐ寝れそう…
おやすみなさい…」
「あぁ、おやすみ」
「……」
眠ったのかどうか
分からないが
真琴はそのまま
喋らなくなった
しばらくすると
真琴は
大の字になってた身体を
俺の方に向けて
くの字に曲げ
俺に
可愛い寝顔を見せてくれた
なんだか
色々もどかしいが
お前が戻って来てくれて
よかったよ
少しの間
寝顔を眺めてから
俺は携帯の電源を入れた
ずっと気になっていた
マサシにLINEを送るためだ
もう…寝てるかな…
色々世話になった挙句
こんなことになって
マサシは大丈夫だろうか…
『今日は迷惑かけて
悪かったな。
色々ありがとな、マサシ』
とりあえず
それだけを送信し
様子をみることにした
明日にでも
オネェに連絡して
マサシのことを頼んでおかねーと…
そう思っていると
マサシから返信が届いた