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第16章 脱げよ

咥えたまま
舌で舐めまわした
吸いつきながら
頭を上下に動かす

すると真琴は

何とも言えない声を出しながら
のけぞった


寝室に響く
水音

真琴の
熱い息遣い

俺は
久しぶりの行為に
おかしくなりそうになりながら
奉仕を続けた


もう真琴は
感じることに没頭し
俺の動きを制することなく

目じりを赤くしている


裏筋に吸い付く行為が
とりわけ真琴は弱いらしく
俺が吸い付いたり
舌先で強く舐めると
真琴は甘い声をあげた





「むっ・・向井さ・・

も、ダメかも・・」




早いな

もっとしてやりたいのに


一度口から出して
手でしごき


「もうちょっと我慢しろよ」


そう声をかけたが

真琴は
肘を立てて頭をあげ
俺を見下ろしながら
首を横に振った



「あっ・・だめ・・

もう出したい」



仕方ねぇな



俺は
真琴の視線を浴びながら
しごく手を速めて
鈴口をぺろぺろと何度も舐めたあと


「んんっ・・」


今にもいってしまいそうな
ソレを含んで吸い付いた


「ぁ・・ぁ・・・」



一気に放出感が増したのか
俺の頭の上下と
手のしごきに合わせて
真琴は微かに腰を動かし始めた


「ぁぁ・・んっ、んっ

も、いくっ・・・から

は、はなして・・」


かまわねーよ

気にするな

このまま全て
飲み込みたい


俺はそう思っていたけど
今回は
真琴の言葉に従うことにした


引かれても
まずい


真琴の言う通り
俺は頭をあげて
一気にしごきを早くした



「あっ、いっく・・」



「あぁ、いけよ真琴」




「向井さっ

も、いく・・・

あ、あ、ぁ

いっく…んんっ・・」