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君を好きにならない
第3章 誘ってんのか?

あぁ

忘れてたよ


お前も寂しいんだよな


こんなとこに
来なきゃいけないくらい
孤独で

ステディな相手もいない上に
遊ぶ相手もいない


ちょっと
優しい言葉をかけた俺に
会いたくなったんだよな?


けど


俺には冷たくされるばっかりで・・・。


口を閉ざしたマサシは
足元に視線を落としたまま
少し背中を丸くしていた

顔立ちが真琴に似ているマサシは
その立ち姿までも
真琴に似ていて

ふと

真琴じゃねぇ真琴に
触れたくなる


酔ったのかな


妙に
頭がグラつく


あぁ、酔ったんだな


真琴じゃねぇって
分かってんのに
マサシを抱き寄せたくて
たまんねぇ

いや

マサシじゃなくても
かまわないのかもしれない

抱き寄せるんじゃなくて
抱き寄せられてもいい



なんか久しぶりに


どうしようもなく




寂しい




「マサシ」


「・・はい」


「悪かったな」



「え・・」



「女はな」



「は、はい」



「寂しくなると怒るんだとさ」



「・・・」



「寂しいからヒステリックになるんだってさ」




「そ、そうなんですか・・」





「まぁ・・そんな感じなんだよ

俺もさ」





「・・・」




「だからつい
お前にも冷たく・・っ

離せ…」


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