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君を好きにならない
第3章 誘ってんのか?

それから
真琴の気が済むまで
コーヒーショップでのんびりしたあと
2人で俺のマンションへと移動した


「お邪魔しま~す」


久しぶりに来たのに
真琴はやたらと手慣れた感じで
リビングに持ってきたノートパソコンを開き


「向井さん、よろしくお願いします」


と正座をして
軽く頭を下げた


「どした、そんな顔して。
何度も電話してきたくせに
自信なさそうな顔してるじゃねーか」


「・・・・」


「何度も電話してきたのは
宿題のリミットを過ぎてたからってことか?」


「・・すみません」


「ふ~・・ま、かまわねーよ。
そんなの分かっててリミット決めてるから」


「え?そ、そーなんですか?」


「甘えんなよ?
そんなの今回だけだ。
次からはちゃんとしろ、いいか?」


「はい。次からは絶対に。
だって、昨日は電話出てくれないから
向井さん怒ってるのかなって気になって・・」


真琴のしょんぼりした顔も
嫌いじゃない


「あ、いや昨日はちょっと・・飲み過ぎたんだ。
今日が休みだったからな、ハメ外しすぎた。
悪かったな」


「いえ、僕が悪いんで。
あ、それでどこかに泊まってたんですか?」


「まぁな」


そこ、突っ込んで聞くなよ
って思ってんのに
真琴はイタズラな顔で
こんなことを聞いてきやがった


「・・彼女ですか?」


マサシの
『キスしたんですか?』って言葉
聞こえてたのか?

そのマサシを
女の声だと思ってんのか?

それともそれとも
全部わかってて
相手が男でも
俺の場合そいつが女ってことで
彼女ですか?なんて聞いてんのか?

いや
まだ俺の性癖はバレてねーはず


もしかして・・・


カマかけてんのか?



くっそ

なんて答えればいいんだよーーー!






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