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第29章 恥辱のランウェイ

やっと半分・・・あと半分・・・。

なんとか最前列まで進んだ美咲が向きを変える。

彩花みたいに華麗にターンを決めることはできず、ヨロヨロしながら向きを変える。

先輩とオジサマのところまで・・・先輩とオジサマが待っているところまで・・・。

向こうで手招きしている彩花と黒木に視線を合わせて、美咲が復路を進む・・・体が揺れて乳首が露出してしまわないように意識しながら、ゆっくり進む・・・。

みんなが見てる・・・すっごくいやらしい顔で私を見てる・・・でもあと少し・・・あと少し・・・。

自分を奮い立たせながらなんとか足を動かし、美咲がふたりのもとにたどり着いた。