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第36章 処女卒業

ついにそのときがやって来た。

２０歳の誕生日の夜、美咲は彩花とふたりでホテル高層階のスイートルームに入る。

「オジサマが裸よりセクシーランジェリーが好きなのは知ってるでしょう・・・美咲ちゃんにとっては記念日だから、それにふさわしい下着を用意したわ・・・」

彩花がキングサイズのベッドの上に新品の下着を並べる。

レースの飾りのついた高級感のあるシースルーの白いブラと揃いのＴバックショーツ、それにやはり白のガーターベルトと網ストッキングだった。

「ガーターベルトって黒のイメージだけど、処女卒業だから白で揃えてみたの・・・さあ、オジサマをお迎えする準備よ・・・」