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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第11章 外側と内側



「・・・
やはり地下のサーバー室から、一時はみ出す事になるか・・・」


『仕方無い‥
少し拘り過ぎたのもある』


「旧サーバーを運転させながら、外に出すのにどれくらい掛かる?」


『それは一週間程になります‥社長‥‥』


私が朔夜叔父‥副社長に倉原を推してから、半年以上が経ち‥
漸く新サーバーの目処が立った。


何故半年以上かと言えば、副社長と倉原が意気投合してしまい‥‥
どうせ変えるなら、徹底的に性能の良い物をと、技術屋魂に火が点いたようで、部品1つまで拘り抜いた結果。


今、本社社長室には副社長と倉原‥
私は引っ越しした、個人オフィスから話している。



「旧サーバーの移動だけで一週間、それで新サーバーを搬入、旧サーバーからの移植撤去‥
半月は掛かりそうだな?」


『・・はい‥
予定では、やはり半月‥下手したら3週間でしょうか‥‥』


「一度手を出してしまったら、止める事は出来ない‥
こちらでセキュリティー対策はするが、絶対に外部に漏れないよう気を張ってくれ‥‥」


『ああ・・・』


『分かりました』


「私からは以上だ」


回線を切ってから深いため息・・・



(今‥倉原とは極力顔を合わせたくない‥‥)


それでなくても、早乙女本家にでさえ、ひた隠しにしているんだ‥
私と倉原‥娘の預け先とバレるのは不味い。


そういう理由で、倉原と話す時は回線を使って話している‥
倉原は気付いているだろうが‥‥



(朔夜叔父にすら話していないのに‥‥)


倉原を推したのは私だが、そこは純粋に能力判定から‥
倉原の能力を良く知っている私だから出来た事だ。



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