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第1章 登場人物紹介

・早乙女紀永

早乙女本家会長烈の孫
婚約者を亡くし、行き残った娘の認知問題で烈と争うが、烈の頑なな態度に早乙女本宅を飛び出し、１人上を目指す事になる。


・早乙女朔夜


烈の末っ子で紀永の叔父・現専務職
影で紀永を応援しているが、烈の手間あらか様にも出来ず…
本人は後継者争いとは無縁でいたいらしい。


・早乙女烈

現早乙女会長
朔夜･洸紀の父であり、紀永の祖父
経営１本のワンマンであり、早乙女一族を力で抑え付けている
この烈と紀永の確執が発端となり、物語ははじまる。


・早乙女洸紀

紀永の父・現社長職
生来病弱で、子供すら望めないと言われていたが、唯一奇跡的に紀永を作った
穏やかな性格で、会長烈に反抗する事も無い。


・皇美里

紀永の元婚約者
政略的婚約だったが、紀永との間に子供が出来、だが１８才という若さで事故で他界
その時、胎内で奇跡的に無事だった、子供だけは助ける事に‥
この美里との子供の認知問題で、烈と紀永は争う事になる。


・葉山裕樹

紀永の顧問弁護士からの紹介でやって来た、紀永の秘書
弁護士志望だっただけに法律関係に詳しく、そして秘書としての能力も確か、紀永の全面的サポートとして長く付き合う事になる。


・堀之内直樹

紀永が本社時代の上司、課長職
堀之内との僅かな語らいが、後々の紀永の行動を左右する言葉に‥本人は全くその事には気付いていない。



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