この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ブス
第1章 宝娘

親戚のおじさん、おばさんに言わせれば、目鼻立ちだっていいし、顔は醜いかと聞かれたら美人顔よ、って言う。
ただ、笑顔がないのよねーって。
自信がたりないのね、って。
いやいや無理。
幼稚園時代もよく言えばおとなしい子、小学校時代は内気で、周囲に馴染むのに時間のかかる傾向がみられます、って成績表に書かれ続けた6年間。
中学生から高校生の6年間は完全帰宅部。
それでもそれなりに友人は居て、まあ、似たような性格の子ばかりだけど。
その友人達のおかげで不登校にもならず高校卒業。
短大生になり、少しは社会性を身につけ、周りと同調したり作り笑顔もうまくなった。
全ては就職浪人にはなれないでしょ!という思いがあったためだけど、暗くても内気でも社会人として生きていくため、引きこもりは嫌!それだけ。
ただ、笑顔がないのよねーって。
自信がたりないのね、って。
いやいや無理。
幼稚園時代もよく言えばおとなしい子、小学校時代は内気で、周囲に馴染むのに時間のかかる傾向がみられます、って成績表に書かれ続けた6年間。
中学生から高校生の6年間は完全帰宅部。
それでもそれなりに友人は居て、まあ、似たような性格の子ばかりだけど。
その友人達のおかげで不登校にもならず高校卒業。
短大生になり、少しは社会性を身につけ、周りと同調したり作り笑顔もうまくなった。
全ては就職浪人にはなれないでしょ!という思いがあったためだけど、暗くても内気でも社会人として生きていくため、引きこもりは嫌!それだけ。

