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優しさを被った悪魔(仮)
第2章 飲んだ条件
「だめ、ですか?」
「はい…流石に3ヶ月分となると…。」

家賃の事で話があると言われ、大屋さんを部屋に入れた。

「でも、ここ追い出されたら…」
「そうは、言っても…」

どれ位、時間がたったのだろうか?

「綾部さん。」
「はい…。」

あれ?こんな、近かった?

ハァッ…ハァッ…

「綾部さん…」
「えっ?」
「家賃待つから…」

ゴソッ…

「やっ…やめっ…」

ハァッ…ハァッ…

「やだ…糸川さん。お願い…」

パチーンッ…

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