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優しさを被った悪魔(仮)
第2章 飲んだ条件
「アァッ…由紀…オォッ…オォッ…出る…アァッ…アァッ…アァッ…」

背中に糸川さんの重さがのし掛かる…

ムニュッ…ムニュッ…

ハァッ…ハァッ…ハァッ…ハァッ…

「家賃は、分割で払って貰う。週に1度ヤラせろ。外で下らん女に金を払うよりはいい。」
「…。」

いつの間にか、糸川さんは居なくなっていた。

ズルッ…ズルッ…

重い身体で、服を着、部屋中を探した。

「でも、カメラは、わかったけど…盗聴機ってどれ?」

手当たり次第、怪しいコンセントなんかは、捨てた。

「ふんっ!!」

バタンッ…

仕事をし、週に1度糸川さんの相手をし、時々、利息とし越谷さんや相川さんに連れられ、食事に付き合わされる。

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