この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
青い残り火
第3章 第3章
理恵子はそう言い、交差した足を元に戻した。
「えっ……」
薄いレース生地のショーツは、恥丘の上辺りから縦に割れていて、そのいやらしい切れ目は後ろの方まで続いているように見える。
閉じられた股間をまじまじと観察する一馬に、「こういうつくりなのよ。破れてるわけじゃないの」と女が笑う。
陰毛が残らず処理されていることに気付いた一馬は感動にも似た興奮を覚え、そして頭の中では、いつか母の田舎で見たアケビを思い出した。
バナナに似た紫色の果実は熟すと縦にぱっくりと割れる。種を吐き出すのに苦心した甘味のある果実が今、目の前で淫らな愛撫を待っていた。
「食べていいですか」
「だめよ」
理恵子が膝をぴたりと閉じる。
「本当に?」
満足げに微笑むその顔を見上げた。
「だめ…………ぁ……」
細く露出した肌を舌先で下りていく。
「……だ、め……」
「えっ……」
薄いレース生地のショーツは、恥丘の上辺りから縦に割れていて、そのいやらしい切れ目は後ろの方まで続いているように見える。
閉じられた股間をまじまじと観察する一馬に、「こういうつくりなのよ。破れてるわけじゃないの」と女が笑う。
陰毛が残らず処理されていることに気付いた一馬は感動にも似た興奮を覚え、そして頭の中では、いつか母の田舎で見たアケビを思い出した。
バナナに似た紫色の果実は熟すと縦にぱっくりと割れる。種を吐き出すのに苦心した甘味のある果実が今、目の前で淫らな愛撫を待っていた。
「食べていいですか」
「だめよ」
理恵子が膝をぴたりと閉じる。
「本当に?」
満足げに微笑むその顔を見上げた。
「だめ…………ぁ……」
細く露出した肌を舌先で下りていく。
「……だ、め……」