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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第15章 サーバーダウン!
「じゃ少しでも良いから、考えて見てくれないかな?」
「は‥はあ‥
多分答えは同じだとは‥思います‥‥‥」
「それでも‥
俺は‥諦め無いから・・」
「・・・暁さん・・・」
話は此処で切ったんだけど‥
その後に食堂に行き昼‥‥なんて、全然手に付かないよ。
(暁さんが、そんな事を思っていたなんて‥‥)
少し内気で大人しい、ロングの髪を後ろに束ねた、それなりにイケメン‥
私の中では、そんな印象しか無かった。
だいたいにして、同世代近辺に告白された事なんて一度も無い‥
どういう訳か、全員が年上‥しかも5才以上は歳が離れてたりするし‥‥
(一番の理由は‥‥
紀永しか見ていなかったから、他に目を向ける事すらしなかったもの)
私は17才の時からずっと‥
それは少しは何かはあったよ、特に‥‥オリバーさんとか‥‥
何時かは紀永に話さないとは思ってる‥
あの時は、あの選択が一番正しいと思ったって、例え紀永に何を言われようとも・・
(・・そうじゃ無くて)
暁さん、どうしたら諦めてくれるのかな?
本当に"彼氏は居ない"が仇になるなんて、私だって想像出来なかった。