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禁断背徳の鎖3・縺れるDestiny-運命-
第19章 データー流出!?
1人で勝手に落ち込んで、紀永に助けて貰い、何とか私の情緒も安定。
あの日の朝は、やっぱり遠藤さんがお迎えで、紀永は午前中会長室で業務をして、早乙女邸に戻った‥
これは全面的に私が悪いから、何も言えない・・
心の凝りも、紀永に吐き出した事でスッキリし、スランプ脱出で仕事は普通通りに戻ったよ?
ただ1つだけ‥
暁さんにはハッキリ言える機会が無い、それだけを覗けば・・
「・・・どういう事だよ高橋っ!?」
「???」
パーティションで仕切られている、仕事スペースで結城さんの大声?
高橋って事は、相手は高橋さん‥
でもなんで此処で??
気になって仕切りから顔を出せば、通路のド真ん中で、高橋さんに噛み付く結城さんの姿‥‥
「お前みたいなエリートには関係ないだろ‥
俺は俺の考えで、そう決めただけだ」
「クラスター社以外で、好条件なんてあんのかよっ!
それとも、ただ逃げるだけか!?」
「逃げる?
どういう意味だ結城」
クラスター社以外の好条件?
という事は、高橋さんはクラスター社から違う会社に転職する気・・