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第1章 ママの変化

ママが、新しいパパの赤ちゃんを流産した…

パシーーンッ…

「どうしてだ？」
「…。」
「どうして、お前がいたのに、早百合を止めなかった？！」
「ごめんなさい。だって…」

パシーーンッ…

「口答えするなっ！！」

ヒクッ…ヒクッ…

「ごめんなさい。」
「返せよ。」
「…。」
「俺は、楽しみにしてたんだよ。早百合と結婚して、３年目にやっと子供が出来たのに…それを、お前は…」

パシーーンッ…パシンッ…

「いやぁ。ごめんなさい。ごめんなさい。お父さん、ごめんなさい！」

ママが、病院にいる間、私は毎日のように言われては、叩かれた。

「ママ…。ごめんなさい。」

泣いて謝っても、亡くなった命は、戻って来ない…