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好きになった人
第5章 春ー2
そうなんだ。。。

何度も中だししたのに。。。出来ないわけだ?


傷ついた顔して見てくる


もうっ。。。やめて?

望まない妊娠は、しない方がいいじゃない。。。


傷つくんだけど?


直樹が言うの?

私だって傷ついたから、妊娠したくないのっ


脚をなぞりながら聞いてくる


旦那は、別じゃないの?


子供は、欲しくないの。。。


そっか。。。

で、泣いたんだ?


っ。。。うん。。。


で、他にも話せない泣いた理由は、何?


え?


俺を騙せると思った?


はあっ。。。直樹には、敵わない。。。


セックス。。。

合わないの。。。

足りなくて。。。求めても、満足できない。。。

二人にズレがあるの。。。


本当は、言いたくないことも、誠がゆりと二人きりで部屋にいるのを聞いた今は刺々しい気持ちが勝り、直樹に話してしまう。。。


だから、何度も言ってるだろ?

俺が1番感じるって?


っ。。。でも。。。


愛してる。。。


目を見てくる


っ。。。


詩織も、同じ気持ちだろう。。。?


っ。。。うん。。。

最期にしたのも、同じ気持ちだからだよね?


まあ、そうだな。。。

最期にするの、やめる?


もうっ

冗談やめて?


脚を蹴飛ばしながら答える


ゆりの部屋、見に行こうか?


え?


エッチしてたらどうする?


え。。。


不安そうな顔してる。。。

信じられないんだ?

ケラケラ笑いながら、私を覗きこんでくる


もう、20分経つのに、戻ってこない


行かない。。。待ってる。。。


気にならない?


っ。。。気にならないっ


脚をなぞりながら聞いてくる


じゃあ、何で泣きそうなの?


無言になり、時間が過ぎていく

結局、一時間位経っていた

30分くらい、直樹とも無言だった


行こうか?


直樹に促されて、立ち上がる

距離をおいて歩くと、エレベーターの前で止まる

ゆりの部屋の前で、固まる私に、口に人差し指をあてて黙るように伝えてくる



話し声が聞こえる

泣いている声も聞こえる

部屋にある鏡越しに、二人が見える

鏡越しに、ゆりと目が合うと私に笑いかけながら、誠にキスしていく

腕をからませて、抱きついていくのが見える


そう、妄想したらドアの向こうには入れない



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