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第3章 溺愛

徐々に身体が内側から熱くなって、
頬が赤く染まっていくのが自分でもわかった。

コートはとっくに脱がされて、
ブラウスのボタンをひとつずつ外される。

ボタンを外すたび、肌に少しだけ触れる早川の手が
敏感になった私をより一層ゾクゾクとさせた。

「はー、はあ…」

少しずつ露わになる肌を、
早川の潤った唇と舌が追いかけるように這い回る。