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第2章 主従関係

ぱちゅんっぱちゅんっ

水音が混じったような、
人肌がぶつかり合う音に、
雪村くんの綺麗な肌に、
綺麗なラインの骨張った身体に、
少しずつ上がる息に、
目に映るもの、耳に入るもの全てが
私をより一層快感へ導いた。


「林檎ちゃん、キツいね、気持ちいいよ」


雪村くんが気持ちよくなってくれているのが嬉しくて、
褒められている気がして、
私を見下ろしながら快感に顔を歪める雪村くんに
ぎゅっ、と抱きついた。