この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第18章 僕を見て


僕が許さない


「ははは…ッ……フ…!!まだ諦めないの?」

「……ッ」

「とっくに手遅れじゃないか!もう僕らは手遅れなんだよ!なの に……それでも……君はここまできてもまだ……!? こんなになってもまだ "兄" が必要かい……!?」

腹の底から狂った笑いが込み上げ

憎しみが渦巻いた。

自分本位な憎しみだと伊月は気付いている。だが抑えられない──彼は限界に晒されていた。

「眠ったフリは終わりにしよう…!!──起きて」

どうにでもなれと思った。

希望は全て失われた。なら

恐怖や怯えさえも投げ捨てていい筈だ。

自由になっていい筈なんだ。

「起きないならこのまま続きをするよ?君の…っ…身体を……僕のヤリたいように……傷付ける」

伊月は花菜の上に馬のりで跨り、パジャマの裾を胸までたくし上げた。

「…っ…それでいいの?」

露わにされたブラジャーの中で窮屈そうに収まっている膨らみが、彼女の汗で既に湿っている。

谷間のくぼみから蒸せた香りが溢れ、哀れな男を焚き付けた。

/421ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ