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再会という名のBAR
第4章 驚きの再会相手は・・
伊知子は隣に座る思い出の共有者の腕を押す。
瞳は押された反動に身を任せ、今度は伊知子に寄りかかる。

「ほんとだね・・だったらまた懐かしい人と再会できるかもね。
 ね、伊知子は誰に会いたい?」

「そうねえ・・ワンダーランド繋がりで言うと・・そう、
 よく顔を合わせた香苗って、いたじゃない?ロン毛でボディコン好きの、
 あいつの事思いだした。どうしてるかなあ」

「じゃあ今度店に来るように言おうか?」

突然割り込んできた潤平の言葉に、2人は驚きを隠せなかった。
瞳も伊知子も思わず立ち上がった。

「えっ!潤平さん、香苗と連絡つくの?」

「うん」

「えー!なんで?まさかこの店で再会?」

「いや、違うんだな、これが」

潤平にしては珍しく、うふふと女のような笑い声を洩らして目を細めた。
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