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バレンタインの奇跡
第1章 青天の霹靂
この日、僕は、朝からついていなかった。


「直樹ー、ご飯よー。」

の声で、眠い目を擦りつつ、階段を降りてる途中で…

ツルッ…ズデッ…デンッ…デンッ…

ちょうど、階段下にいた夏海に助けられながらも…

「お兄ちゃん?そこは、普通、ズダダダダッとか落ちてくるものなのに…」
「…。」
「幾ら、食べるのがすきでも、それデブ過ぎ!」
「…。」

朝から2度も落とされた…

家を出て、近くのバス停まで歩いてくと、毎朝のように同じ犬に吠えられ…

新参者?の犬には、威嚇され…

後ろから、野良猫に背中を攻撃された…


「僕、動物達に、嫌われるようなことした?」

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