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連攣鎖(つれづれぐさ)
第33章 カラオケボックス
強く吸われてジーンとしている濡れた突起を、葡萄の皮を剥くように指が摘まんでくる。

両方からの刺激がビリビリとして、お臍の辺りで合流し、ショーツの中で濃い蜜がトロリと溢れた感覚があった。

もう何かにしがみつきたくてトップの頭を掻き抱いて、左右交互に責められるのをただただ受け止めていた。

通路を往き来する人の影が気になり、
「照明を落とさせてください。」

起き上がって、入口の照明を落とし、適当に曲を入れて戻る。

角に膝をついたままのトップの前で、ズボンとショーツを脱ぐ。

お臍より下の、ズボンの中にあった部分のボタンは留めたままでシャツで隠れている。

トップは私がズボンを脱ぎ捨てる様を、じっと見つめ続けていた。

肝心なところだけ隠して、胸からお臍までがはだけて露になったまま、
獰猛なオスにはご馳走の盛り付けを済ませた状態で近づいていく。

脱いだときにショーツがグチョグチョだったのも見た。

「トップのが欲しくなっちゃった。挿れてください。」

素直に告白した。

コクンと頷くトップの前に先程と同じように横たわり、膝を立てて自ら脚を開く。

その動作をじっと見つめるトップは微動だにしない。
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