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連攣鎖(つれづれぐさ)
第36章 プロ1
バスローブを肩甲骨の下まで捲られ、パウダーが振りかけられる。

驚いたことに、細かい粉が肌に落ちると冷たく感じた。

そんなに細やかな感覚が背中にあることに驚いたのだ。

腰までで止まり、また爪先から太ももまでをパウダーをかけてマッサージされる。

「お尻もマッサージしていいですか?」

「はい。」

性欲は失せたけど気持ちよくて素直に答えていた。

バスローブが完全に取り除かれる。

少し開いた脚の間から秘所は見えてしまっているだろう。

でもお尻は粉を拡げるだけといった感じで、さらっと終わる。

「次はオイルを垂らしていきますよ。」

ポタッ…ポタポタポタッ…

温められた香油が高い位置から落とされるのを感じる。
それを塗り込まれると余計に発熱するかのようにポカポカした。

同じ手順でマッサージされているのだが、いつしかうとうとしてしまった。

「次はお尻ですよ。」

寝息を立てていたのだろうか、何故かお尻に入る前に声をかけられてハッとした。

「うとうとしてました。」

「そうですか、気持ちよくてリラックスしている証拠ですね。いい傾向ですよ。では、マッサージしますよ。」

「はい。」
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