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連攣鎖(つれづれぐさ)
第43章 願望
【僕、時間ないから次にさせてね。】

どS男は観客のまま言います。

3P…それは私の1つの願望でした。ノーマルでは体験する機会などありません。
男たちに求められて穴を使われたら、淫欲が満たされるでしょうか?
快楽に包まれて訳もわからなくなるでしょうか?
AVでそういうシーンを見ると女優が髪を振り乱して、恍惚な表情をしているのを見てそう思っていました。

実際に体験してみての感想は、というかそんな余裕もなく、ただの器になっていたというところでしょうか…

そういう意味では、どんな状況でも射精できる男性のほうが凄いと思います。

一杯一杯な私に主宰が打ち付けるペースが上がります。どちらかというと、マラソン男へのフェラを疎かにしないということに意識がいっていたと思います。

アッ…アッ…出すぞぉっ

主宰が宣言してナカに放ちます。
揺れ動いていたせいか、出された感覚はあまりありませんでした。

ふうぅ…

【僕が洗ってあげるよ。】

マラソン男は射精に至らず、観客のどS男に連れられてバスルームに行きました。

スイッチが入らなければ物静かな男です。

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