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連攣鎖(つれづれぐさ)
第8章 二回目の衝撃
多分、時系列的には、キスより前か、同じ頃のことだと思う。

カメラの小説で受けた衝撃に近い作品との出会いがあった。

多分、病院の受付待合室にあった漫画だったと思う。

昔の漫画だったんだと…
表紙は真っ白でカバーがなくて、何だかわからないけど、子供向けの絵本でないなと手に取った。

病院自体も古くお爺さんが院長で寂れていた。

院長の愛読書だったのかもしれない漫画。

絵のタッチも古臭くオドロオドロしていた。

エッチな話の短編集で漫画なんだけど挿し絵的でひとこまに書かれている文字が沢山あった。

戦時中の話っぽく、軍から離れたか、離脱した軍人が帰国しても非国民と詰られるのを恐れて、洞窟のようなところでひっそりと生きている。

川や山で取れたものを食べてひっそりと、

そこへ雨宿りか迷い込んでか、女学生がくる。

女学生もろくに食べていないところで、軍人の調理時に迷い込んでしまった。

男に恐怖を抱きながらも、食欲には勝てず、腹が減ってるならと誘われるままに男の元にとどまる。

その日は川で取れたドジョウだと男に説明され、
気を許した隙に下着を剥ぎ取られ、制服のスカートが捲られる。
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