この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サイドストーリー7
第25章 永遠の番い
出会った時から、後自分に何日残されているのか必死に思いだした。
100年ないのは100も承知で
50年あるかさえ分からなかった。

自分の残された時間が正確に3年あまりだと分かった時
数え間違いじゃないかと何回も何回も数え直した。

一千年生きて来て・・・
自分の寿命はどうでもよかった。
1年なんて恐ろしい程いい加減に過ごし
あっという間に過ぎ去っても残りの時間を考えるとうんざりした。

これほど、時間が大事だと思ったことはない。

3年間あらゆることを考え尽くした。
いったいキミにどうすれば、キミが1番幸せなのか。

何も言わずに立ち去ることなのか
子供を残して全てを打ち明けることなのか
全てを打ち明けて立ち去ることなのか。

どちらにしても辛い選択をキミに強いる事になる。

許してほしい。俺の弱さを。


いっそ貴女を食い殺してしまいたい―――


そのまま、俺の血となり肉となり、最後の日に一緒に霧となればいい。

―――キミを愛してしまった、俺の弱さを許してほしい。


END****



/100ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ