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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第6章 身体が先か、恋が先か――
――――
「っはあ……っ」
しのの柔らかく濡れた入り口に獣の先端が触れたと同時に堺は達してしまいそうに快感に震えてしまい、悩ましげなため息を吐いた。
しのも同様、彼の物で敏感な場所を刺激され、身体を震わせる。
初めての時にはとにかく痛い――という噂しか聞いたことはない。女友達という物を持ったことがないしのは、そう言った事もネットで知識を得るしか
なかった。クラスの中で経験のある女の子はどれくらいの割合でいるとか、初めてを捧げた彼氏と結婚する確率はどのくらいだとか――
だが、ネットの中の情報を鵜呑みにするしのでは無かった。元々が割りと疑り深い性格なのだ。ずっと苛められて来たために人を信用できなくなったのかも知れない。
なのに初対面の堺には心も身体も許そうとしているのは何故なのか。
「しのちゃ……僕……本当に我慢出来な……いい……?」
しのの蜜口に張り詰めた獣を宛がったままで苦しそうに顔を歪め訊ねる堺に、しのは小さく頷いた。
――この期に及んで何度聞くのだろう?もう、何をしても良いと言ったのに……この人は何処までも優しくて……お人好しなのかも知れない――
堺は余裕がないながらも精一杯しのに笑いかけて頬にキスした。
「夢中になりすぎたら……ごめん」

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