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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第7章 女帝との対面
そうだ。もう、あの時から僕は人に深く関わらない、愛したりしないーーと誓ったじゃないか……
だから僕はもうーー
深く深呼吸し、別れを告げようとした時、背を向けていたしのが振り返り、栗色の長い髪が翻った。
その瞬間の彼女が、先程まで見えていたあの日の光景と重なり、堺は思わず目をしばたかせる。
「さ……最後にお願いーーぎゅっ、てしてーー」
頬を薔薇色に染めて潤んだ瞳で見上げるしのは泣き笑いだった。
堺は、彼女がそう言い終わる前に両手を伸ばして彼女を引き寄せ強く抱き締めていた。

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