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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第7章 女帝との対面
「だって……だって……ママに……もう私に近付くなとか……言われたんでしょ……?そ……それに私ーー」
「そっ……その事なら大丈夫だからっ!」
堺は顔を上げて、しのを真っ直ぐに見詰め、男らしくーー言ったつもりだったが、声が思いきり裏返っていた。
しのは吹き出しそうになるが、彼の真剣な眼差し(真剣というか、目が血走っている)に笑いを呑み込む。
「大丈夫って……?」
「お、おおおおおお母さんっーーじゃないっ君のままままま」
「ま?」
瞬きさえせずに目を大きく見開きどもる彼が可笑しくて、しのは涙の残った目尻を下げ、笑いを噛み殺した。
「まままーー君のっママーーママ上がっ」
「ぷっ」
とうとう我慢出来ずに噴いたしのは、堺の胸を平手でバチンと叩いた。

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