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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第2章 出逢い、夏フェス
その声を合図にオリオンのメンバーが麻哉を先頭に元気に飛び出してきた。
客達はタオルを振り回したり頭上に掲げたりして狂喜している。
「はーい!皆さん、楽しい音楽の時間をまた始めますよ――!」
麻哉がステージの真ん中まで走ってきて叫ぶと、隣に小柄な夏がやって来て手を振った。
「みかしの――!大丈夫か――!」
しのは、堺に抱えられながら怪我をしていないほうの腕を上げ輝く笑顔を返す。
その笑顔を間近で見た堺の胸の奥に何かがズキュンと刺さった。
これがアイドルのオーラという物なのだろうか。まさに『輝く』といった風で、眩しくて見れないほどだった。
目が眩んだ堺はまたよたよたしてしまい、しのは悲鳴を上げてしがみつく。

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