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奴隷飼い
第13章 薔薇の貴婦人
「あぁ…もっと貴方を乱れさせたい…」
一つになりたい。そう願うが、自分は奴隷。
主人からの誘いがなければ一生叶わない。
「して…。エオスで私を一杯にして!」
シェリルもまた、抑えきれない想いで溢れていた。
貫き通して来た処女。自分は死ぬまで男を迎えないと誓ったが、身体中に痛々しい傷を作り、それでも自分を待っていてくれた男を愛さずにはいられない。
「…私を……私を女にして…」
「っ、シェリル様…」
「シェリルと……シェリルと呼んで…!」
何故涙が溢れるのか…。何故愛とは、こんなにも切なくて苦しい?
一つになりたい。そう願うが、自分は奴隷。
主人からの誘いがなければ一生叶わない。
「して…。エオスで私を一杯にして!」
シェリルもまた、抑えきれない想いで溢れていた。
貫き通して来た処女。自分は死ぬまで男を迎えないと誓ったが、身体中に痛々しい傷を作り、それでも自分を待っていてくれた男を愛さずにはいられない。
「…私を……私を女にして…」
「っ、シェリル様…」
「シェリルと……シェリルと呼んで…!」
何故涙が溢れるのか…。何故愛とは、こんなにも切なくて苦しい?