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奴隷飼い
第4章 奴隷のプライド
「アリスは私の事になると、少々事を荒立てる。悪い女ではない、許してやってくれ」
「あ…いえ…」
男は苦手。だが、何故かエオスにだけはアリスの様に接する事が出来る。
長年男に抱いて来た嫌悪感は見当たらず、不思議と口が勝手に開く。
「花は無事だったか?」
「あ、はい。何株か駄目になりましたが、明日にでも植え替え様と…」
「そうか。お前に任せておけば大丈夫そうだな」
無表情で無機質な顔に、微かだが笑みが浮かんだ。
他の者には決して見せない、それは信用するアリスにだけ見せる笑み。
「あ…いえ…」
男は苦手。だが、何故かエオスにだけはアリスの様に接する事が出来る。
長年男に抱いて来た嫌悪感は見当たらず、不思議と口が勝手に開く。
「花は無事だったか?」
「あ、はい。何株か駄目になりましたが、明日にでも植え替え様と…」
「そうか。お前に任せておけば大丈夫そうだな」
無表情で無機質な顔に、微かだが笑みが浮かんだ。
他の者には決して見せない、それは信用するアリスにだけ見せる笑み。