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奴隷飼い
第1章 氷の女王
「失礼致します…」
シェリルの書斎に訪れた、蝋燭を手にした若い女。
だが、生気のない蒼白い顔に、みすぼらしい布の服一枚。
艶やかなドレスを纏ったシェリルとは大違い。
部屋の蝋燭に火を灯し、頭を下げ退室して行った。
今の女もそうだが、この屋敷にはオークションで落札した女の奴隷しかいない。
シェリルは男が苦手。
亡き父は大の女好きで、毎日の様に仲間を集めては、奴隷を玩具にしていた。
それを幼い頃から目の当たりにしていたシェリルは、気付くと感情を忘れ、そして女以外近くに置かなくなった。
シェリルの書斎に訪れた、蝋燭を手にした若い女。
だが、生気のない蒼白い顔に、みすぼらしい布の服一枚。
艶やかなドレスを纏ったシェリルとは大違い。
部屋の蝋燭に火を灯し、頭を下げ退室して行った。
今の女もそうだが、この屋敷にはオークションで落札した女の奴隷しかいない。
シェリルは男が苦手。
亡き父は大の女好きで、毎日の様に仲間を集めては、奴隷を玩具にしていた。
それを幼い頃から目の当たりにしていたシェリルは、気付くと感情を忘れ、そして女以外近くに置かなくなった。